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症状について  
膝の関節痛


膝の関節痛

膝関節に関する痛みで見逃してはならない事があります。それは、(年配者に多いのですが)坐骨神経痛がらみの痛みがあると言う事です。

勿論膝だけが原因である場合もありますが、元々膝を悪くする場合と言うのは若年者のスポーツ障害や事故による後遺症を除けば、大方は筋肉の老化・弱りから起こる場合が多いのです。

先ず膝を曲げられない・正座が出来ないと言う屈曲障害、これは太ももの前面の大腿四頭筋と言う筋肉の衰えによるものです。

そして膝が水平に伸びづらく、くの字に曲がった状態で伸ばすと痛みが出る症状は伸展障害、太ももの裏側の大腿二頭筋の弱化によるものです。 これらの症状が進行すると曲げても伸ばしても痛いと言う重症に陥ります。

よく聞く「膝に水が溜まる」という状態になるわけですが、これは膝の回りの筋肉の弱化により静脈の循環が悪くなったため関節内の滑液の廃液がうまく吸収出来なくなり循環不良を起こしているという状態です。

要するに需要と供給のバランスの崩れが引き起こしているのです。
水を抜く事自体は悪い事ではありませんが、これでは根本治療にはなりませんので又直ぐに水が溜まると言った状態を繰り返すでしょう。

ですので、膝が伸びない、又は曲げられないと言う症状のどちらか一方であるうちならオステオパシー療法で比較的早く快復させる事が出来ます。

ただ、この様な症状が良くなってきても未だ膝の横や太ももの後ろ側が痛いという場合は、坐骨神経痛(*坐骨神経痛の項を参照してください)を併発している場合が多いのです。中高年の患者の場合、圧倒的にこのケースが多いので膝ばかり治療していても治りません。

東洋オステオパシー研究所  理事長 理学博士